山梨県笹子にあります 笹一酒造さんに行ってきました。

大月駅まで車で迎えにきてくださり
途中、田んぼを見せてくださいました。

ここでは、夢山水というお米を栽培しています。

笹一さんの“夢山水”は100%自社栽培。ということは米作りからはじまる酒造り。
まるで、フランスのシャトーやドメーヌのような造り方なんですね。

仕込み水となる水は 富士山からの伏流水
笹一さんのあるとことから出る地下水は、超軟水でまろやかな水。

その昔、明治天皇が京都へ行かれる際この水を持参していったということから“御前水”といわれています。


この“御前水”で仕込むのが 清酒 笹一です。

蔵を見せていただきました。
とてもきれいで清潔な雰囲気の蔵です。
行き届いているんですね。

麹室は、ステンレス壁の部屋が3つと、昔ながらの木の部屋がひとつ


なんと4つの室があるんですね。びっくりです。

衛生面からいったら、ステンレスの方がいいと。しかし、木の部屋では湿気を吸ってくれたりしてとても かわいた麹ができると 造りやすいとおっしゃっていました。

少量の大吟醸は、この木の室でつくるそうです。

造りは小さなタンクで おこなっている

検査室では、3種類の夢山水をテイスティングさせていただきました。

精米歩合 45%  モチ、ライチ、クリーム 甘み うま味がしっかりでているけど、爽やかな酸があとあじすっきりさせてくれます。

精米歩合 55%
少し洋梨、少バナナ、黄色いリンゴ
つきたてモチ、白玉団子、投入、クリーム、バター 火入れ まろやかなうま味と、後半少しビターな感じ GFのようなビターな感じががとっても心地よいです。先日試飲見本でいただいた無濾過の時と違ってやさしい味わいになっていました。

精米歩合 60%
GF シトラス モチ、白玉、豆乳
おだやかな甘みと しっかりとしたうま味
なめらかな酸と ビター感が心地いい
味わいは一番しっかりしている 後半スッキリ
アフターフレーバーに マスカットのようなさわやかな果実味を感じます。

私は、これが一番気に入っています。

45%精米のものは、ラベルも発売もまだ決まっていないというシークレットなお酒。そんなお酒をテイスティングできたことにとてもうれしく思います。

自社で育てた米でつくった 夢山水
これかも、応援してゆきたいと思います。

蔵に行くたびに思うんですが、やっぱり行かなくっちゃわからないことがたくさんあるんだということです。 蔵に行き、その場にいてじっくり話を聞くことで蔵の思いが伝わります、
そこでいただくお酒は、また格別の味に感じます。

“百聞は一見にしかず。百見は一体験にしかず”
という言葉を船井幸雄さんの本から知りました。

まさに、このことですね。
「一体験」

この重要性をあらためて感じました。

笹一酒造さん
おいそがしいところ、ありがとうございました。

2019年7月2日 | カテゴリー : 伝えたいこと | 投稿者 : 酒屋の あさひやま