自然派のボージョレヌーボを仕入れて

私がはじめて仕入れる
自然派ワインのボージョレ―ヌーボです。

どんな味わいなんでしょうか?
今から解禁日が楽しみです。

仕入れたワインは
クリストフ・パカレの ボージョレヌーボ。

クリストフのワインはすでに仕入れ、飲んだことがあります。
“HARU ICHIBAN”という、まさに春一番のようなピンク色した美味しいワインでした。

そのクリストフの造るヌーボなのですが、
今年のボージョレは大変だったんだそうです。
4月にマイナス6℃の大寒波。
5、6月と曇り空が続き
7・8月と気温の上がるなか雨が降りました。
さらに曇りが続き、湿気が多くいろんな(ブドウの)病気が発生したんだそうです。

 


“今まで経験したことがないほどの、厳しい自然環境でのブドウ栽培” だったとのことです。

自然なワイン造りの大切な事のひとつに、“健全なブドウ”のみを発酵槽に入れることがあります。


酸化防止剤を使用しないで自然酵母だけで発酵するために、雑菌がはいることを避けることが超重要なんです。
だから“健全なブドウ”を選んで収穫しなければなりません。
そのためには、ブドウの房の中の傷んだ部分を切り落とす細やかな注意が必要となります。 
腰をおろし、ブドウを注意深く観察し悪い部分を切り落とします。
この作業はまさにスクワットを繰り返すようなものです。大変な労働ですね。


こうした、繊細な作業を経ての収穫。飛び切りのブドウを集めてくれたそうです。

収穫時の温度が低いことは雑菌が繁殖しにくい状態を確保できます。

収穫した日の朝は なんと7℃でした。 


まさに、自然な造りへの天からの贈り物のような朝だったそうです。

「ワインは人」と、よくいわれています。造り手の生き方、考え方がワインの質、ワインのスタイルに大きく影響しています。

クリストフ・パカレの人間性について説明すると
・一緒にいると心地のよい人


・人の悪口を聞いたことがない


・自分の目の前に起こることを肯定的にとらえ、その上で自分のできることをコツコツと実行している


・一緒にいて、ほっとする人
なんだそうです。


彼の造るワインもその通りで
”飲んで疲れない、ほっとするスタイルワイン“ 

厳しい環境の中、みんなで造り上げたクリストフのボージョレヌーボ


どんな味わいなんでしょう?

明日11月18日木曜日
いよいよ解禁です


BMO資料を参考にしました

2021年11月17日